ストレスがメニエール病の原因なのだから、じゃあストレス0の生活をすればいいじゃないか?と考えても、それは不可能ですし単純にストレスを排除することがいいこととも言えません。
そもそも「ストレス」という言葉は、物理学用語で、物体に力が加わった時に生じる「ひずみ」のことを意味します。同じ様な現象が人の心や体にもみられることから、ストレスという言葉が使われるようになりました。
ストレスが起こる原因となるものをストレッサーと言います。騒音、振動、過労などの物理的ストレッサー、職場での対人関係などの心理的ストレッサーとがあります。まさに現代では切っても切れないものばかりです。(涙)
心身に悪影響を及ぼす有害なものだけをストレスという傾向がありますが、それは誤りで、ストレスには「良いストレス」もあるのです。例えば、赤ちゃんが抱かれたり、あやされたりするのもストレスのひとつ。それが心身の成長に良い影響を与え、成長してからでも仕事や勉強をうまく進めるうえでストレスが役立っており、全くストレスのない生活はかえって良くありません。適度なストレスは、生活に必要なのです。
人の身体にはストレスを受けても常に一定のバランスを保とうとする仕組みがあります。ところがストレス状態のまま緊張をずっと強いられると、メニエール病などの病気になってしまいます。健康な生活は誰もが送りたいと望んでいること。そのためにも自分に合ったストレス解消法を見つけることがとても大切です。